役割認識研修の強化(中堅社員の課題と対策)

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「中堅社員に求める役割」について、人事担当者等から聞き取った資料(2009年5月発行の産業能率大学の調査結果)があります。

ここでは、中堅社員の役割遂行の現状を踏まえ、今後、強化していきたい取り組みとして「役割認識研修の強化」があげられていました。次いで「キャリア開発研修」と続き、「自己啓発支援」を強調する会社は少なかったそうです。こちらは中堅社員の自己責任ということでしょうか。

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中堅社員は役割意識が希薄

強化していきたい取り組みの筆頭に「役割認識研修の強化」が挙げられた理由の背景には、中堅社員の役割意識の希薄化という問題があると言います。

聞き取り調査の対象となった、各会社を代表する人事担当者等の多くが、中堅社員に求める役割は、「職場の後輩の育成」を筆頭に、「自業務の改善」・「職場の活性化」など、広範かつ重責ある役割となっています。しかしながら、期待される中堅社員の遂行状況は、3割未満と厳しい状況であるとのこと。ここで言う「中堅社員」とは、入社5~10年で20代後半から30代前半の社員となります。

中堅社員の課題は役割意識が希薄

役割意識が希薄であるということ。それが中堅社員の課題だそうです。産業能率大学の分析によれば、これはなにも一(いち)中堅社員個人の問題とも言い切れないとのこと。求職難の時期の絞込みを経て組織が平板化(フラット化)したことが影響しているのでは、としています。そこで目下、課題となる役割意識の希薄化を解消すべく「役割認識研修の強化」に注力したい、というのが会社(企業)側の判断であるようです。

このような調査結果を目にした中堅社員としては、役割意識を強く持とうということになると思いますが、会社側としては、「役割認識研修の強化」以前に、組織のあり方への手入れを検討すべきではないかと思えてなりません。

役割の認識とCSR

「役割の認識」という課題は中堅社員の課題に留まらす、新入社員や若手社員及び、上位管理職社員等、全ての社員・従業員にも及ぶ大きな問題です。また、社員といった人単位の問題のみならず、各部署が担当する職務(営業・会計・広報)等にもいえる問題でもあります。さらには、社会における企業責任をいかに果たすかという「CSR」にも通じていきます。

「CSRとは社会貢献のこと」という狭い認識が一般的であるのが、日本企業の現状であると言われます。いわゆる、自己満足とパフォーマンスに終始しがちな風土であるということ。

CSRは、国際的な、企業の課題解決への指針・対策を提示する運動でありますが、全ての人的存在が【役割を正しく認識する】ことこそ、CSRの出発地点と言えるのではないかと考えます。

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