家族への支援に関する初任者研修修了試験の模擬問題

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認知症の理解のカリキュラムから、家族への支援に関する介護職員初任者研修修了試験の模擬問題と正解(解答)、及び、補足事項を記しています。

家族への支援に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

  1. 認知症の人を介護する家族は、その身体的・精神的負担から、大声で怒鳴ったりしてしまうことがある。
  2. 介護による負担感は、不眠、頭痛などの身体的症状や不安、憂うつなどの精神的症状としてあらわれる。
  3. エンパワーメントとは、トム・キッドウッドが提唱した「その人を中心」において認知症介護を考えていく考え方である。
  4. 認知症の人を介護する家族への支援では、家族介護者の思いに寄り添いながら進めることが必要である。
  5. 認知症の人を介護する家族のレスバイトの方法として、介護保険ではデイサービスやショートステイなどのサービスが活用できる。

正解:3

「エンパワーメントとは、トム・キッドウッドが提唱した「その人を中心」において認知症介護を考えていく考え方である」というのは適切ではない。これは、パーソン・センタード・ケアのことを言っている。エンパワーメントとは「力をつける」ことで、家族介護者自身の力で状況を切り開けるように、家族介護者のもつ力を強化できるよう支援することを意味する。「認知症に関する知識を深めること」もエンパワーメントの一つといえる。

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家族への支援に関する模擬問題の【適切である】ものの補足

  • 「認知症の人を介護する家族は、その身体的・精神的負担から、大声で怒鳴ったりしてしまうことがある」というのは適切である。赤石渾久子(2010年)の報告によると、家族介護者の約30%が、認知症の人に対して怒鴫ったり叱ったりした経験を待つとされる。
  • 「介護による負担感は、不眠、頭痛などの身体的症状や不安、憂うつなどの精神的症状としてあらわれる」というのは適切である。介護による負担感はときに高齢者虐待としてあらわれることもある。
  • 「認知症の人を介護する家族への支援では、家族介護者の思いに寄り添いながら進めることが必要である」というのは適切である。認知症の人本人はもちろん、家族介護者の負担感を軽減することも介護職員の役割である。
  • 「認知症の人を介護する家族のレスバイトの方法として、介護保険ではデイサービスやショートステイなどのサービスが活用できる」というのは適切である。介護保険制度外でも、ボランティアの利用などが該当する。

初任者研修修了試験(筆記テスト)の模擬問題【一覧ページ】へ

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