介護実践の原則に関する初任者研修修了試験の模擬問題

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介護の基本カリキュラムから、介護実践の原則に関する介護職員初任者研修修了試験の模擬問題と正解(解答)、及び、補足事項を記しています。

介護実践の原則に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

  1. 介護における自立支援とは、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう必要な福祉サービスを提供することである。
  2. 日常の介護業務では、食事、入浴、排泄など生命維持を中心とした三大介護を行う。
  3. ケガなどによる残存能力の低下を予防するため、利用者は、家事などの日常生活行為はなるべく避けることが望ましい。
  4. 心身に障害があり日常生活に困難を伴う利用者に対して、介護職はより合理的な生活習慣を積極的に提案していくことが重要である。
  5. 専門的介護とは、科学的根拠と客観性がある手法を用い、その手法を個別化していく技術に裏付けられた実践であり、相手の状態や状況に応じて柔軟に変化する。

正解:5

専門的介護とは、科学的根拠と客観性がある手法を用い、その手法を個別化していく技術に裏付けられた実践であり、相手の状態や状況に応じて柔軟に変化する。というのが正解であり、利用者に対するアセスメントを行い、計画的で根拠ある展開をする専門性が必要であるということ。

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介護実践の原則に関する問題の正しいくないもの(誤り)への補足

  • 「介護における自立支援とは、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう必要な福祉サービスを提供することである」というのは誤り。
    利用者1人ひとりの生活習慣や文化・価値観を尊重し、自己決定権を保障することが、介護における自立支援の考え方。
  • 「日常の介護業務では、食事、入浴、排泄など生命維持を中心とした三大介護を行う」というのは誤り。
    2007(平成19)年に一部社会福祉士及び介護福祉士法で、「利用者の心身の状況に応じた介護」と定義され、身体面だけではなく、心理面や社会面を理解した全人的アプローチによる介護が求められるよになった。
  • 「ケガなどによる残存能力の低下を予防するため、利用者は、家事などの日常生活行為はなるべく避けることが望ましい」というのは誤り。
    残存能力の低下を避けるためには、障害があってもできるだけ他者の手を借りず、できることは自分で行う生活になるよう支援する。介護職員が利用者に代わって生活行為を行うと、残存能力は確実に低下してしまう。
  • 「心身に障害があり日常生活に困難を伴う利用者に対して、介護職はより合理的な生活習慣を積極的に提案していくことが重要である」というのは誤り。
    他者からみて不合理な方法であっても、本人にとっては合理的なもので、他者が勝手に修正、変更することは許されない。介護においては、利用者の習慣や文化、価値観を尊重することが重要である。

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